大きな成果を常に出し続けている方に話を聞いたところ、
成果を出すために大切なことは、
その努力を楽しむことだという。
努力をしている方には、
二通りの方がいる。
一方は、
苦行のような顔をして、
辛いと思いながら
強く自分を律して努力をしている方である。
もう一方は、
人から見たら辛いと思えるほどの努力をしているのに、
楽しそうに取り組んでいる方である。
（実際に楽しんでおり、本人は辛いと思っていない）
大きな成果を出している方は、
ほぼ例外なく後者である。
その違いはどこから生まれるのであろうか。
それはその努力をしようと思ったきっかけ、動機の違いによるものである。
何かをしようと思った動機が、
「こうなりたい」という心の底から実現したい未来を達成するためのものであれば、
その行動は大変なものであっても楽しむ事ができる。
反対に、
動機が「これだけは避けたい」「こうなったら最悪だ」「こうでなければならない」という「～すべき」という発想から生まれたものであれば、
その行動の全てに義務感が伴い、
努力の質や量が低下していく。
これはあらゆる分野でいわれている事実である。
大きな成果を出すためには、
目標の動機に今一度目を向けて、
ワクワクした未来を実現したいという類いの動機になっているか、
改めて振り返ってみたい。
