成果を出している人は、達成までの意思決定(プロセス)を重視し、改善を行う

大きな目標を次々と達成している方に話を聞くと、
一日の自分を徹底的に振り返る時間を持っている。

更にその振り返りを行うときは、
「やろうと思っていたことが出来たのか、そうでないないのか」
という結果だけを見るのではなく、
そこに至るプロセスは正しかったのか、
という視点で分析を行っている。

上手くいっていない方は、
やろうと思っていたことが出来たのか出来なかったのか、
結果だけで判断しようとしがちである。
意識が高い人ほど、
焦りから結果だけを求めがちである。

しかし、
結果だけを見て判断すると、
振り返りの際に気づきや学びが非常に少なくなる。
そして結果に一喜一憂して楽しめなくなる。

忘れてはならないのは、
結果はその時々の意思決定が積み重なって
導かれるものであることだ。

瞬間瞬間の意思決定において、
正しい選択をし続ければ、
必然的に結果は出るようになる。
そして、
結果について再現性を持たせられるようになる。

しかし、その選択が誤っていれば、
一向に目標にはたどり着くことはない。
仮に結果が出たとしても環境により偶然得られた結果であり、
再現性がない。

そのため、
本当に大切なことは、
結果に至るプロセスにおいて、
正しい意思決定を行いつづけたかどうか、
なのである。

より正しい意思決定をするためには、
瞬間瞬間の意思決定について目を向けて、
それは正しい選択だったのか、
もしくはそうでないのかを振り返ることが大切である。

そして次回にはより正しい選択ができるように
修正し続けることである。

その意味においては、
たとえ結果が出なくても、
正しい選択を行えた点でよい評価が出来る場合もあるし、
結果が出たとしても
正しい選択を行えなかった点で
反省すべき場合もある。

結果だけを見ず、
日々の意思決定に意識を配り、
そのレベルで改善い質を高められれば、
成功の確度は右肩上がりになっていくのである。