結果を早急に求めると、応急処置的な対策に終始してしまう

うまく行かない時に改善策を考えるとき、
長期にわたり成果を出している方は、
以下について意識をしていた。

・より本質的な解決策である。
・より根本的な解決策である。
・より長期的に成果を上げられる解決策である。

解決策を考えるときに大切なのは、
いきなり高い成果を求めようとしないことだ。

目指すゴールが高ければ高いほど、
結果を急いではいけない。

目先の結果を求めるあまり、
上記三点とは真逆の
応急処置的な、その場限りの、即効性のある手段に
ばかり目がいくことになる。


すると、超短期的には成果がでるかもしれないが、
長期的に見ると一定以上は上がれない状態となる。

月並みな例えだが、
より高い山を作るには、
より広い土台が必要となる。

高い高い目標を目指すからこそ、
今身につけるべき土台は何かを冷静に見極めて、
その土台を身につける努力から始めなくてはならない。

結果を急ぐと、
この土台を身につける発想がもどかしくなり、
もっと手早く成果を得たいと考えるようになる。


しかし、いくら砂で土台をつくっても、
最終的には高い山を作ることは出来ないのである。

短期的には負けていても、
10年後、20年後に勝つような歩み方は
長期的に繁栄するためには重要な視点なのである。