成果を出している方と接していると、
様々な取り組みを行っていらっしゃる。
日記を書く。
自分の専門分野の本を多読する。
筋トレをする。
マラソンをする
セミナーやコミュニティーに参加する、など。
しかしながら、
様々な取り組みの中で、
一番重視死しているのは「心」を鍛え、高めることである。
つまりパソコンでいうOSの部分である。
成果は
心やスキル、健康など様々な要素が密接に結びついて生まれるが、
その中でも土台となるのは心である、と捉えているのだ。
確かに、
人よりも何倍も一生懸命努力をしているのに、
一向に成果につながらない方がいるが、
それは元となるOS、思考、認識、パラダイムが誤っている可能性がある。
大元のOSに問題がある状態で、
いくら全力で頑張ったとしても、
より速い速度で間違った目的地へ到着するだけである。
だからこそ、
自身のOSに目を向けずに、
枝葉の(スキル、行動)のみに目を向けても、
成果にはつながらないのである。
中にはことさらに心を意識せず、自然に成果を出している方もいるが
それは幼少期から成果を出すことについて学べる環境にあり、
(例えば父親が経営者であった、など)
無意識のレベルで成果を出すことを体得できている場合が多い。
そいう言う方であっても、
自身の心、思考を適切にコントロールできているのが分かる。
とあるスポーツで全国レベルの方にお話を伺ったが、
やはり自身の思考を振り返るための日記をつけ始めてから、
記録が変わったという。
そして一流のアスリートたちは、
日記に似た自身を振り返る仕組みを実践しているとの事であった。
自身の心が目標に向かっており、
それについて何の迷いもない状態まで考えられており、
達成に向けて高い達成意欲があり、(下がってきたエネルギーを高めようとしており)
自身の思考や感情のブレを定期的にチェックし、修正する仕組みを持っているか、
一流の成果を上げている方は、
自身の心をないがしろにせず、
常に上記のような状態に心をセットしていけるような工夫を
なによりも重視しているのである。
しかもそのような成果を出すプロセスを体得することで、
他の目標達成にも応用し、
大きな成果を上げ続けて居るかたも多い。
このような方は何かでうまくいかなくなっても、
すぐに大きな成果を取り戻すことが出来ている。
今一度、
自分の努力が努力の量に反比例していると感じたら、
自身のOSの部分に目を向け、
それを成果を出すものに修正していくことを習慣化させることを実践すべきである。