望むゴールを言葉で表現出来なければ、達成出来ない

とある経営者の方に手帳を見せていただいたが、
自分が望むゴール、目標を
事細かに言葉で書き、
表現していた。

細かく細かく書いており、
まるでどこかで見てきたかのような細部にまで
言葉で明確にしている。

なぜここまで書いているか訪ねたところ、
言葉で明確に出来ないことは達成出来ない、
という信条を持っておられるとのこと。

さらに、
そのゴールに到達するプロセスも、
言葉で明確に表現して書き出していた。

もちろん最初から大量に書けたわけではない、
自問自答しながら、
より自分の本音に正直になりながら、
うんうん唸りながら書いている内に、
大量に書けるようになってきたという。

明確にするほど、
目標達成に向けて進んで行きやすくなる。
行きたい場所があらかじめ明確になっているため、
頭のリソースを目標達成のためにフル活用する事ができる。

その方は普段から即断即決して
正解を出し続けているように見えるが、
その前提として上記のような
事前に望む世界を言葉にするまで考え抜くという
作業を行っているからである。

目標をどこに定めるか、
目標を何に定めるか、
目的を何に設定するか、
それが全ての始まりであり、
誰よりも高いゴールへたどり着くために不可欠な要素なのである。