人に勝つ事を意識するのではなく、自分のベストを尽くすことを考える。

 

とあるオリンピックの金メダリストが言っていた言葉だが、「人に勝つ事を意識するのではなく、自分のベストを尽くすことを考える」と最高のパフォーマンスを発揮
することに集中出来るという。

圧倒的な成果を出している方が、
『成果を出すために重要なのは「準備8割、本番2割」』とよく言っていたが、
勝負は準備の段階でほぼ決まっている。

自分のベストを尽くす前提として、
相手よりも十分な準備をしたか?
がとても重要となる。
準備の段階で負けている人が、
ベストを尽くしたとしても、
よい結果は得られない。


同じ準備をしても差が出てしまうのは何故か?
それはやはり目標の差である。

ある人は勝つ事を目標とした場合、
自分の実力が相手の実力よりも上か下かが、
最大の関心事となる。
そして相手より一歩上の実力を発揮することに
集中する。

またある人は、
勝つ事を目標とせず、
より高い自分の目標(世界記録を出す、など)を設定し、人生をかけてそれに挑戦している。

勝つ人は後者である。

目標の高さにより、
日々の努力の質や量が変わってくるし、
また、困難な目標に挑戦していることにより、
自身に対する自己肯定感も高まる。

結果前者が到底無理と思うような、
圧倒的な努力、準備を行い、
必然的に勝利へと至る。

勝負とは、目標の高さにおける勝負とも言える。
そしてそれに向けてどれだけの準備を行ったか。
本番が始まる前に、
心の中で既に勝負は決まっているのだ。