2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ibmを巨大企業に成長させた原理原則

ibm創業者のトム.ワトソン氏が述べていた言葉がある。 ibmを巨大起業に成長させたのには、 三つの理由がある。 一番目の理由は、 事業を立ち上げて間もない頃から、 会社の将来像を明確に描いていたこと。 いいかえれば、 私の夢やビジョンが実現したとき、 …

適切な答えは、適切な問いからしか生まれない

自分が望む状態に達していないと思う時は、 自分が自身に行っている問いかけを見直してみるとよい。 欲しい成果を得るためには、 欲しい成果をどうしたら得られるか自分に対して問いかけを行うと、 脳はその空白を埋めようとして 無意識のうちにも答えを探し…

木と森を同時に見る俯瞰思考を持つ

マラソン選手は42.195㎞を走るとき、 次の電信柱まで走ることを目標とし、 その電信柱に到着したら、さらに次の電信柱を目指して走ることを 繰り返すという。 具体的ゴールがないと、 今やっている事がどこへつながっているか把握できず、 その努力は非常に…

問題は、その問題が起きた時と同じレベルの自分には解決出来ない

問題に対し改善策を考案する際に、「自責」か「他責」のどちらの視点で改善するかで成果は大きく異なってくる。 他責の場合、成果が出ないのは○○のせいだと、自分ではない他に原因を求める。例えば「成果が出ないのは景気が悪いせいだ」、とし、景気を改善す…

問題が発生してから対応するのではなく、発生する前に予防する方法

問題が発生した後に改善策を考える事は大切である。しかしもっと大切なのは、問題が発生する前に、起こりうる問題を事前に予防する事である。 問題が発生した後に事態の収拾を図ると多くの対応を必要とし、莫大な時間が取られるが、事前に予防するのであれば…

長期的に見て成果の出る意志決定基準を選択する

日常を過ごす中で、私たちは数え切れないほどの無数の意志決定を行っている。 朝何時に起きるのか?朝食は何を食べるのか食べないのか?電車の中で本を読むのか?もしくは今日一日をどのように過ごすかシュミレーションするのか?その意志決定の集積が、今の…

上手くいっている時こそ、次の手を打つことを怠らない

市場や顧客の需要は刻々と変化する。今日利益を得られたからといって、明日同じ手法が通用する訳ではない。 市場の変化に合わせて自身が変化していく事が求められる。 売り上げの数字だけみていても、それは結果としてのデータであるため、このデータを元に…

ストレッチゴールは自身の能力を最大限に引き出す

ストレッチゴールという考え方がある。立てた目標の更にその上に、高い目標を設定する事で自身の能力を最大限に引き出す手法である。 目標の高さにより、そこから生まれる気づきやアイデアの量、質は大きく異なってくる。 達成容易な目の前の目標は、改善す…

目標に、その目標を持つに至った「物語」が伴っていなければ叶わない

目標を設定するとき、その目標を持つに至ったストーリーがあるかどうかが、達成の可否に大きく関わってくる。 例えば、 「とりあえず、目標として年収二千万とでもしておこうかな?」という気持ちで立てた目標は、到底叶わない。その目標を達成する強い動機…

目標に対する勝率を上げる

設定した日々の目標に対して進捗を確認するとき、達成出来たか、出来なかったかの基準だけで判断するとどうなるか? 達成出来る日もあれば出来ない日もあり、高い目標であればあるほどむしろ達成出来ない日の方が多くなる可能性がある。 達成出来なかった時…

解決すべき問題に優先順位を付ける基準を持つ

解決すべき問題が複数ある時、同時にその問題に取り組んでも効率は悪い。 取り組むべき問題に優先順位をつけ、重要な順番に一つずつ取り組んでいくと、最もよい結果が得られる。 数ある問題に優先順位をつける基準としては、以下が挙げられる。 ・その問題が…

改善という言葉の定義について

「改善」という言葉の定義について、先日に引き続き記載する。 その言葉をどのようにするかで、改善の結果そのものが変わってくる。 トヨタでは問題が発生し、改善の為に原因を考える時、「要因」「真因」に分けて考える。 要因とは問題が発生したときの理由…

主体的に生きるために一番大切な事

仕事の目標を考えるとき、人生の目標から考える事は重要なステップであり、決して遠回りではない。 仕事の目標は、自分が何に最も価値を置き、どんな人生を望んでいるかが明確になっていないと導き出せない。 受け身ではなく、自らの人生を選択的に過ごすた…

情熱だけでは勝てない。戦略を持つこと。

商売において、戦略を持つとはどういうことか? いくら得意なことであり、直感で好きなように行動したとしても、行き当たりばったりの行動をとってしまうと、成功する確率は低くなる。 「情熱があれば成功する」という精神論だけで、正しいやり方を知らなけ…

仮説を立てたら、時間をかけずに即行動

目標と現状のギャップを埋める時は「こうしたらよいのではないか」という仮説を立てたら、即実行してみる事が重要となる。 行動に移した事で、その仮説が正解だったか、そうでないかが直ちに判明する。 0からは何も検証出来ず何をかけても増やすことは出来な…

真の原因を見つけ解決するまでは先に進まない

トヨタは自動車開発において、問題なく動作した車を一度全て分解し、何故上手く動いたのかを確認するという。 上手くいったことを偶然で終わらせず、上手くいった要因を確認し、再現性を持たせるまで次へ進まないという徹底ぶりである。 また、問題が起きた…

生産性向上の定義は「今までと同じ成果を、今までよりも楽に出すこと」

改善という言葉の定義について、改めて考えてみる。 どのように定義しているかは、それによって改善が成功するかしないかが決まるほどに、重要な要素となる。 改善とは、生産性を高める事とも言い換えられる。しかしながら、生産性を高める手段について考え…