圧倒的に売れ続けている営業と、
行き詰まってしまう営業の違いは、
人生の最終ゴールをどこにおいているかで現れる。
例えば人生の最終ゴールを、
○○歳までに年収一千万円稼ぐことに置いた場合。
全ての仕事は、
お金を稼ぐ為の手段となる。
次第にどんな手を使ってでも売ろうという発想となり、
それに感づいた顧客は次第に離れていく。
さらには、
社内政治に力を入れ、
役職を上げることに注力する。
次第に生活するのに十分なお金を稼ぐと、
それ以上の収入を目的にする意欲が薄れ、
勢いが失われていく。
反対に顧客に最大限の価値を提供する事を最終ゴールに置いた場合、
遠回りのようだがお金を稼ぐ事よりも前に、
相手に価値を渡そうと考える。
然るべき価値を与えた結果として、
お金は自然とついてくる。
顧客の満足度も高まる。
顧客に価値を提供する事には上限がなく、
また人の喜びに貢献する事は人間の根源的な喜びでもあるため、益々大きな価値を提供し続けたいという動機が高まる。
会社とは顧客に、社会に価値を提供する存在である為、
他の人より高いレベルで価値提供ができる人は一目置かれ、
自然と職位も上がっていく。
そのサイクルは無理なく上昇を続けていく。
最終ゴールを何に定めるかで、
プロセスが大きく変わり、
得られる結果も異なってくる。
いずれ行き詰まってしまうゴールを選択するのか、
もしくはどこまでも成長し続けるゴールを選択するのか、
今一度自身の思考を見直してみたい。