改善を連続させる

比較的うまく行ったと思える日々が続くと、
満足感からよりよいものを求めようとする気持ちが薄れてくる。

そして本来手段として行っていた事が、
それ自体を行う事が目的であったかのように、
無意識に繰り返すだけの惰性的な行為へと変化していく(手段の目的化と言われる)。
当初目指していた目標すらもあやふやとなってくる。

失敗したとき、
これではいけないと思うときに改善の気持ちを奮い立たせることは比較的容易だが、
上手く行ったときに更なる改善を行う事は、
意識的な努力が必要となる。

そのためにも、
改善を単発の行為で終わらせず、
どんな結果であっても必ず改善へ繋げる、
という意識が必要となる。

一度行った改善を必ず次の改善へ結びつける、
点ではなく線として
「改善を連続させる」という意識を持つことで、
いかなる時も改善へとつなげる習慣を持つことが出来るようになる。

この思考方法が習慣化されると、
あらゆる状況で成果を生み出し続けることが出来る。

よりよい人生を望む限り、
どんな状況になっても改善に終わりはない。