目標について話を聞くと、
以下の二通りに分かれる。
・目標を設定し、
それを達成するために日々の行動を逆算するのが良い、
という考えと
・もしくは、先のことなど分からないので、
目標など設定せず、
目先のことに全力で取り組む事に集中したほうがよい
という考えである。
どちらも成果を出している人であると、
どちらの方法が望ましいか迷ってしまうことがある。
しかし目標を設定しなかった後者の方を見ると、
大抵周囲に成果をだしている素晴らしい人たちがいて(親が経営者である、など)
知らずに成果を出すように導きを受けているケースが多かった。
自分は目標を設定していないように感じているが、
絶妙なコーチングで日々の方向づけや意思決定に大きな影響を受けているのだ。
周囲に卓越した結果を出した人がいない場合、
一生懸命目の前の課題をこなしていて、
大きな成果を出せることは稀である。
大きな目標をまずは定めること、
そして全体像を見据えて、
そこに到達するためには今何をすればよいのか、
未来から現在を見下ろして逆算していく、
この俯瞰した視点なしに、
いかなる目標達成もないのである。
それを自分でやるか、もしくは優れたコーチがやるか、
その違いなのである。
孫正義氏も言っているが、
「大半の人が目標達成できないのは、
登りたい山の頂を見据えていないからである、
そのため、山のふもとをぐるぐると回り続けることになる」
のである。
ぜひともゴールと現状を俯瞰した図を見つめる習慣を持ち、
回り道をしても確実に山頂に近づいている歩みを進めたいものである。