「今現在、どんな人であるか」よりも、
「その人が何を目指しているか」が、
その人を測る物差しとして有効である。
たとえ地位や権威を持っている人でも、
何も目指していない、
もしくは目先の損得しか視野に入れていない人は、
今後、大きな成果を残す存在にはなれない。
目指すゴールの「質」や「高さ」によって
その人がどのような言動をとるかが決定される。
何も目指していない人が、
大きな成果を残すための行動をとることはない。
「目先の成果しか見えていない人」も同様である。
だからこそ、
今現在どのような人であるかに関係なく、
何を目指すか、
どこまでのレベルを目指すのかを、
今一度自分自身に問いかけ、
可能な限りの高みを、
自分にとっての最高のゴールを描き、
そこを目指すことに命を使うといい。
当然、
そういった目標は生涯において達成出来るかどうか
分からないが、
そこに焦点を当て、
日々の行動をチェックしていく事によって、
今現在の行動の質、レベルが、
即座に変わって来るのである。
何も目指さなかった、
もしくは目先のことしか見えていなかった時と比べ、
その積み重ねは、
一年後に大きな差をもたらすことになる。