大義名分ではなく、本音の目標を最優先する

経営者の方に話を伺うと、
社会貢献や、人類の発展など、
壮大な目的のもとに仕事に取り組んでいらっしゃる。

しかし、そのような方でも、
創業した当時は、
○○の車に乗りたい、
などと極めて個人的かつ俗的な目的を、
モチベーションの源泉としていたようだ。

壮大な目的を持つのは、
人生の経験を積み重ねた後で構わない。

最初は皆個人的な目的を原動力としていた。

今ひとつ成果が伸び悩んでいる方に話を伺うと、
素晴らしい目的をお持ちだが、
本音からかけ離れた大義名分を設定して、
今ひとつ本気になれていない場合が多い。

大切なことは、
今現在自分の本音と照らし合わせて、
それを実現したいと思えるか思えないかを知り、
実現したいと思えなければ思い切って切り離し、
実現したいと思えるものを残していくという
選別を行うことである。

心の底から実現したいという素直な動機を見つけられたら、実現するまでのプロセスを詳細にシュミレーションする事で、ほぼ目標を達成できるだろう。