成長を阻害する大きな要因の一つに、
「何度も同じ失敗を繰り返す」というものがある。
たとえ理想を掲げても、
自分自身がかかえる問題を解決していかなければ、
それが自分を現状維持にとどめ続けることとなる。
気づくと理想の実現に何の関係もない行動を繰り返しとってしまい、
その場限りの行動を積み重ねてしまうのだ。
同じ失敗を二度としないことが徹底できれば、
確実に一歩ずつ理想に向けて進んでいくことができる。
そして、失敗を成長の基として喜んで受け入れることができるようになる。
同じ失敗を繰り返さないためには、
・失敗を失敗と認識する。
失敗とは、上述の通り
理想の実現を阻害する思考、行動のことである。
自分を振り返り、
それを失敗ととらえない限りは、
そこを改善しようと思えなくなる。
・その失敗を、
同じ失敗を二度と繰り返さない、
と強い感情とともに
自分に言い聞かせる。
失敗ととらえても
それを忘れてしまえば、
同じ状況に直面したときに無意識に繰り返してしまう。
「こんなはずじゃない、もっとできるはずだ」と悔しい気持ちを強く抱き、
同じ失敗は二度としないと誓うことで、
脳への定着が飛躍的に高まり、
失敗する行動に対するブレーキがかかりやすくなる。
今一度、
同じ失敗を二度としない仕組みを自分で取り入れ、
確実に前進する習慣を積み重ねていきたい。
