目標を持たない者は、他人の判断基準で生きるようになる

自分で目標を設定する重要な意味の一つとして、
自分で意志決定の基準を持てる事が挙げられる。

例えばファッションにおいて、
人々を感動させる一流のファッションデザイナーになることを目標とした場合、
何が人々の心をうつファッションで、
何がそうでないかという基準が生まれ、
自分で判断が出来るようになってくる。


反対にファッションにおいて何の目標も立てなければ、
ただ人目を気にして、
流行に振り回されるだけの判断基準となる。

仕事でも同じ事が言え、
目標を持たない人は、
目標を持つ人の判断基準に常に従わざる負えない状況となるのだ。

結果、会社や上司の評価に依存するようになり、
自分の進退はその評価次第だという心境に陥る。

例え外部の評価が何であろうと、
自身が自身の評価を適切に判断できる基準を持てれば、
いたずらに一喜一憂する必要もなく、
また、人に求められる以上のパフォーマンスを発揮する事が出来るようになる。

自身で判断基準を持つためには、
自分で目標を定めること、
さらには可能な限り高い目標を定めることである。

その瞬間、
今何をすべきかがその高い判断基準によって導かれ、
思考や行動の質やスピードが変わるのである。

今の意志決定と、
それを取り続けた場合にもたらされる成果全体(目標)を交互に確認し続け、
外部環境に惑わされることのない、
力強い歩みを進めていきたいものである。