高いビジョンに基づく、高い基準を自身の中に持っているか

前回「真の差別化は商品の価値を高める事にある」
と書いたが、
自社の商品をどれだけ高められるかは、
やはり自身が持つビジョンの高さに比例する。
 
そこそこの収入を得られればいい、
というコンセプトで商品を作るか、
人々に大きな感動を与えるつもりで商品を作るか
によって、
当然商品価値をどこまで高めようと思えるかは
変わってくる。
 
ビジョンが変われば、自信が持つ基準が変わる。
他の人が「ここまででよい」といった低い基準を持っていたとしても、
「まだまだ、もっと価値を高めるにはどうすればよいか」
といったより高い基準を持ち、
他の人が休んでいるときでも、
コツコツと継続して、
手を緩めずに努力し続ける。
 
その状態になれれば、
自ずと他者との差別化が生まれてくる。
 
思いついた時に行う断続的な努力ではなく、
高い基準に基づいた継続的な努力こそ、
自信を他にない高みへ引き上げてくれるのだ。