積み上げ式ではなく、逆算式で試行することで大きな成果へとつなげる

できると信じることによって、
達成確率が高まるといわれているが、
これはどのような理由によるものだろうか。
 
脳は「達成できる」という仮説を立てると
その仮説を立証するために様々な処理能力を発揮する。
 
それにより、
本当にできるようになる。
 
反対に、
「できない」と信じてしまうと、
できない理由を立証するために様々な情報を集め始め、
達成できる可能性をみるみるうちに減少させていく方向へ作用する。
 
さらには、
「達成できる」とも「達成できない」とも思っていない場合、
脳はどの方向へ処理能力を発揮してよいか分からず、
能力を活かしきることができなくなる。
 
これは、
脳は「積み上げ式」ではなく「逆算式」で
認知情報処理を進める特性があることを意味している。
 
逆算式で思考し、
まずは期待する結果を「確信」し、
そのうえで手段を考えるという順序により、
脳の力を最大限に活用することが
より大きな成果に到達するために必要となる。