目標がなかなか見つからない人は、
脳の性質を思い出してみよう。
脳は適切な問いかけをする事で、
適切な答えを自動的に探そうとする。
自分は何者でありたいのか?
自分はどうありたいのか?
それを問いかけ、
浮かんできたことを書き留める
これを繰り返すだけで
脳は自分にとっての理想について、
情報を収集し始める。
もちろん目標は一回二回考えたり、
少しの間考えただけでは浮かんでくるものではない。
しかし全ては意図的な問いかけからはじまるのだ。
自然に問いかけが生まれる訳ではない。
意図的な質問がスイッチとなり、
脳は高度な情報処理を開始する。
よく聞く話だが、
身の回りの緑色をしたものは何があるか?
と質問すると
脳は瞬時に緑色のものを収集し始める。
今まで全く意識しなかったものが、
高速で収集される。
しかし何も問いかけをしなければ、
脳は何も収集しようとしない。
目標が見つからないという人も
まずは自分に問いかけること、
そしてすぐに答えが見つからなくとも
意図的な問いかけを日常的にしていくことが
脳の機能を最大限に活用するために
不可欠な事なのだ。
粘り強く問いかけ続けることで
脳はその情報を着実に収集し続け、
目標設定を容易にする回路が太くなっていくのだ。