最高の一日を過ごすために一日単位の目標を定め達成できない人に、人生の大きな目標は達成できない

人生で達成したい大きな目標があったとしても、
目標をそのままとらえていては
一向に目標に近づいていけない。
 
誰もが目指さないような高い目標を目指すことは
自尊心を高めるうえでとても有効だが、
そのままダイレクトにその目標の達成を目指すと、
どうアプローチしていいのか、
何をしてよいのか分からず、
次第に、目標達成の気配がないことに対して
自信を失うこととなる。
 
登山初心者がいきなりエベレストを目指しても、
あまりに壮大すぎて
実現に向けて一歩も動けなくなるのである。
 
忘れてはならないのは、
大切なのは、
「今日、何を達成するか」である。
 
今日、何も達成できなければ、
その集積である大きな目標は達成できない。
 
毎朝、「今日何を達成したら最高の一日といえるか?」
を自問自答し、
必ず一日の目標を立てる事、
そして最高の一日を過ごすことを意識して、
その目標達成に全力を尽くすこと。
 
すべてはこれができるかどうかにかかっている。
 
森信三氏は「一日は一生の縮図なり」とおっしゃった。
最高の人生とすべく、
目標を定め、その達成に向けて行動する。
それは一生単位ではなく、
一日単位で行うべきことなのである。
 
それができないのであれば、
その人の一生がどのようになるか
一生を終えなくとも分かってしまうものである。
 
今日最高といえる一日を過ごせたか、
一日一日を反省して明日へつなげていくことだ。