目標達成のための行動がとれない人は、
自分の本音を今一度見つめなおし、
言葉にする作業を行うとよい。
世間的に成功と言われる定義があり、
それを無意識的に目標に設定している場合がある。
「もっと年収が欲しい」
「人脈が欲しい」
「自分でビジネスを始めたい」
しかしながら、
上記目標を掲げながら、
自分の本音が別のことを望んでいる場合がある。
「年収は欲しいが、今以上仕事が厳しくなるのは困る」
「人脈が欲しいが、煩わしい人間関係に悩まされる機会が増えるのではないか」
それ本音がブレーキとなり、
結局は目標達成のための行動を積極的に取らないよう、
脳が方向づけられてしまうのである。
この足踏みの状態を抜け出すために、
自分の本音を掘り下げて、
言葉にしてみることが重要となる。
本音での対話を繰り返すなかで、
自分が目指す方向が間違っていないという事に気づけば、
より力強い、迷いのない行動をとることが出来るようになる。
また、
自分が目指す方向が立てた目標と異なっていれば、
それを思い切って修正することもできる。
いずれにしても、
本音と乖離した目標を持ち続けることが、
一番の時間の浪費となる。
自分の本音を言葉にする習慣を、
持ち続けていくことが目標実現の可能性を高めるのである。