転職がうまくいく人といかない人の違い

今いる環境が望まないものであるとき、
例えば今取り組んでいる仕事がうまくいかないとき、
環境を変えたいと願うときがある。

しかしながら
「こんな事をしている場合ではない」
「自分はもっとすごいことが出来るはずだ」
と考えて転職をしたとしても
大抵の場合は失敗する。

それは、
転職の動機が以下のいずれかにより
左右される。

・今いる環境が嫌だからそこから逃れるために
他の環境へ移りたい、という動機なのか、

・今いる環境もいいが、
環境を移した方がより望ましい結果が得られるから
外の環境へ移りたい、
という動機かによって、
その後の成功可否が左右されるのである。

前者は、
ただ現状から逃れたい、
という発想からの行動となり、
自己を改善する視点を持たず、
ただ環境に原因を求めている場合が多い。

その場合に、どのような結果となるか。
自己が抱える問題は、
そこに目を向け改善を行っていかなければ、
どれだけ環境を変えても、
どこまでも自分についてきて、
同様の問題を見事に再現させるのである。

反対に、
今の環境で満足がいく結果が出せているのであれば、
それは自身を改善させて、
自分が望む結果を出せているというプロセスを回せているということになり、
この要諦をつかんでいれば、
環境を変えても、
環境が悪化しても、
成果を生み出す自分に改善をしていけるのである。

もちろん、
人道的に反した仕事であるなど、
例外はあるが、
今一度環境を変えたい動機について、
自分自身に問いかけてみる必要がある。