立てた目標を次々と実現していく方に、
コツを聞いてみたところ、
「何故、それを実現したいのかといった理由を、
徹底的に考えている」
ということを仰られた。
人はいくら社会的に意義のある美しい目標を掲げたとしても、
自分にとって意味を感じられなければ、
それを成し遂げたいとは思えないものだ。
目標を掲げるだけではなく
何故それを達成したいのかを
あらゆる角度から、
これ以上ないほど徹底的に掘り下げていく。
何故を突き詰めて見えてきた意味は、
いわゆる目的とも呼ばれるが、
自分で突き詰めて考えて初めて、
動機が高まっていき、
気づいたら行動していたという境地に達するのである。
目標を立てたが行動出来ない、
という方は上記で述べた「何故?」が希薄になっていないか確認してみよう。
また、
当初はとある目的で始めた行動も、
次第に目的を忘れて、
ただ行動する事が目的になってしまう場合もある。
※手段の目的化と呼ばれる。
一度突き詰めただけでは足りないのである。
目標達成につき、
当初抱いていた目的が変わってくる場合もある。
常に何のためにそれを行うのか?
を自分に問いかけながら、
進んでいくことが、
結局は目標達成の最短の道へ繋がるのである。