目の前の行動にベストを尽くせば目標は不要か?

先日目標達成について、
以下のように意見が分かれたことがあった。

・目標を設定する事は何より大切。
・目標は不要で、今の行動に全力を尽くす事が大切。

しかしながら、
今まで話を伺ってきた成果を出している方を思い返すと、やはり自分が欲しい結果を明確にするという作業は、ほぼ例外なく実施されている。

目標を見つめることは、
今この瞬間にどのような努力をしていくべきかを判断するために必要不可欠な事である。

自分がどこにたどり着きたいかが自分で分かっていなければ、
どのようにベストを尽くしたらよいかも分からないのだ。

しかしながら、
目標さえ設定して強い気持ちを持ち続ければ、
それだけでゴールにたどり着ける訳でもない。
当然ながら、
目標に到達するために必要なのは、
その場その場で適切な行動を積み上げて行くことである。

目の前の一つ一つの行動について、
どれだけ徹底して実行できたかがゴール煮たどり着くために重要となる。

木を見て森を見ず、
森を見て木を見ずのいずれでもなく、
森を見ながら木を見定めて、
適切な行動を取り続けてこそ、
目標に到達できるのである。

実現したい目標の全体像は何か?
そのために今取るべき行動は何か?
を何度も行ったり来たりしながら、
意志決定の基準を高めていくことことが、
結局は成果を出すための最短の道なのである。