外部環境に影響されずに成果を上げ続けている方は何をやっているか

大きな成果を上げているとある営業の方から、
普段どのような事を意識しているのか聞いたところ、
「他でもない、あなたから買いたい、買わせてほしい」と
言われるような仕事をしていると
お話があった。

ビジネスを行っていく上では、
必ず競合が存在している。
そしてその数ある競合の中で、
「この人がいい」と選ばれる存在である必要がある。

その他大勢では選ばれないのだ。

ただし、
選ばれる存在でありたいと
ただ願っているだけではなれない。
実際に差別化を生み出すにはどうすればよいか。

その方は、
いきなり秀でた存在を目指すのではなく、
誰にでも出来る行動を、
誰よりも深堀してエネルギーを注いで行うことで、
その積み重ねを差別化につなげていた。

イエローハット創業者の鍵山氏も大切にしていた
梵事徹底という言葉があるが、
一つの行動は誰にでも出来るものであっても、
それを誰にも出来ないレベルで徹底して繰り返す事で、
誰も真似できない領域に到達する事が出来るようになる。
鍵山氏の場合はトイレ掃除であった。

では何にその時間を費やすのがよいか?
成果を出している多くの方が大切にしているのは
自分を見つめる作業、である。

成果を生み出す元となっているのは、
他でもない自分自身である。
同じ環境下でも、
成果を上げる人もいるし、上げない人もいる。
成果をあげる人は、
成果を外部環境のせいにせず、
その与えられたら環境の中で、
自分を徹底的に見つめて改善を繰り返している。

その作業を誰にも負けないレベルで
徹底して行うことで、
着実に差別化をはかっているのだ。

今一度、
自分を代替え不可な存在にすべく、
自分を見つめ直す作業を習慣の中に取り入れてみたい。