一日は一生の縮図なり

「一日は一生の縮図なり」と森信三氏はおっしゃったが、
今日一日をどのように過ごすかで、
その一生がどのようになるかが決まるのである。

一日が終わった後、
「今日は理想的な一日だった。」
「非常に充実した一日だった」と思える過ごし方ができれば、
その積み重ねである一生も
必然的に有意義なものとなる。

理想的な一日を過ごすためには、
どのようなことを心がければよいか。

まずは、
一日の初めに「どのように過ごせば理想的な一日といえるか」について
書き出してみることである。
当然のことながら、
描けなければ行動できないのである。

自分にとっての理想をあらかじめ書けなければ、
その場その場で判断する事となり、
結果中身が薄い一日となる。

実施してみるとなかなか書く事が難しいが、
描けなければそれを実行することはできない。

だからこそまずは描く事、
それがなにより大切となる。

さらに心がけるポイントとしては、
・結果、ゴールのみならず、そこに至るプロセスについても
あらかじめ描く。シュミレーションする。
・より長期的な繁栄、成功を念頭に置き、
そこに到達するためのプロセスを因数分解する。
その結果を一日の理想的な行動として描く。
・ つまり緊急的な事、その場限りのことではなく、
より重要な事、いわば人生の目標に通じることを目標として設定し、
そこに到達するステップとして今日やるべきことを書く。

今日一日を振り返り、
理想的な一日とはいえなければ、
明日から新たな気持ちで日々理想を描いて行動してみたい。