未来から現在を見下ろすことで、なすべき手段が見えてくる

成果を出せる人材になるために、
市場が求めるスキルや知識をむやみに追いかけるのではなく、
バックキャスティグから今現在すべきことを見つけ出すことが重要となる。
 
「今市場で求められている知識を身に着ければ何とかなるだろう」
という発想では、
市場の早い変化に対し常に後手後手に回ってしまい、
結果全てが中途半端となりかねない。
 
大切なことは、
まず未来を予測するために、
目標となる状態を想定することから始めること。
 
その未来から現在を見下ろしたとき、
そこには過去からの延長線上では考えられなかった
道のりや手段が浮かび上がってくる。
 
世間の価値基準に従うのではなく、
自分自身の基準を持ちながら努力の方向性を見いだせることとなり、
軸を持った進化を遂げることができるようになる。
いわば自律的に成長していくための前提となる重要な思考法なのである。