常に進歩し続ける決意をもつ

常に右肩上がりに成果を上げ続けている人がいるが、
その方は常に自己を批判することを心がけているという。

過去の成功にとらわれると、
必ず自身の進歩は止まる。
反して世の中は必ず進歩し続けているため、
自分が世の中の進歩より先んじて進歩していかなければ、
やがて成果は右肩下がりになっていくことを
心に命じているという。

ただし、
自分が目指すところ、
目的や価値観については明確にしておき、
進歩する方向性はブレないようにしている。

一方でそれ以外のあらゆるものを進歩という観点から
変化させ続けている。

人はうまく行った事に満足感を得て、
同じ事を繰り返そうとする。
しかし、その時点で成果は右肩下がりになりつつあるのだ。

うまくいった思考、行動パターンを分析する事は重要だが、
同じ事を再現するというよりも、
もっとうまくやる為にはどうしたらよいか、
という問いにつなげるための分析でなければ、
より良い成果にはつなげられない。

もちろんその問いの前提となる、
目指す目標については明確にしておかなくてはならない。

常に進歩し続ける事を決意する事が、
勝ち抜いていくために必要なのである。