小さな失敗と感じても、 それをやり過ごす事で、 長期的にみて膨大な時間と手間が取られる事となる。
ある失敗は、時を変え形を変え、何度も何度も発生する。
だからこそ、一度立ち止まって、
その失敗について、
何が問題だったのか、
次はどのようにしたいのかを考える時間が必要なのである。
何度か繰り返す内に、
その問題の本質的な要因が解決できれば、
そこから派生する問題は発生しなくなる。
その失敗をやり過ごすことで、
今後発生しうる問題の総量を考えると、
膨大な時間を作り出すことが可能となる。
今日起きたことを自身で評価し、
失敗と思ったことに対して
「同じことを繰り返さないために、次はこうしてみよう」
という工夫をくわえること。
完璧でなくとも、自分なりの気づき、改善で構わない。
そこに自身の思考を向ける習慣が大切なのだ。
この積み重ねが累計で大いなる時間を生み出し、
生産的な行為に割り当てることが出来るようになる。