自分に目を向け、自分のステージを上げなければ、何度も同じ問題で躓き続けることになる

「自責」思考の人と「他責」思考の人の違いについて、
改めて記載してみたい。

「自責」思考とは、
問題にぶっかったとき、
その解決の責任を自分で引き受ける事である。 

言い換えれば、
自分の思考、行動に焦点を当てて、
自身の改善を試みることで、
自身のみならず、周りの環境や他者を改善していくことができる人である。

反対に「他責」思考の人は、
問題の原因を全て他者にあずけて、
自身には一切焦点を当てない。

人に「~すべきだ」と意見はするが、
自身の改善には目を向けないため、
その問題が解決できるかできないかは、
全て他者次第となる。

部下に叱責ばかりをして、
「もしかしたら自身の指導の仕方に無駄があるのかもしれない」と考えない上司がそれにあたる。
周囲の問題解決の影響度が著しく低い人、ともいえる。

自分の身の回りに起こる問題は、
自分の思考や行動が引き起こしている。
自身の問題を改善し、
自身のステージを引き上げなければ、
どこへ行っても、
何をしても、
同じ形を変えた同じ問題でつまづき続ける事となる。

いくら周囲に愚痴を言っても、
いくら環境に不満を言っても、
自身のステージを上げない事には、
それをプラスへ改善していく事はできない。

それ故に、
常に自身に(自身の思考、行動に)視点を向けて
認知する習慣が不可欠なのである。

日常を慌ただしく過ごしていると、
周囲の対象物ばかりに反応し、
自身には全く目を向けない日常を過ごしてしまう。

そうならないためにも、
一日に一度、
出来ればことあるごとに
自身の思考、行動を見つめ、
認知し、
改善していく(つまり自身のステージを上げていく)習慣を持つことを 
何より重要視していきたい。