不満のある現状を打開出来ない人はどうすればよいか

現状に不満を抱きつつも、
それを打開する行動が取れない方が多いのは何故だろうか。

一つの要因として、
何となく「こうなったらいいな」という願望は持っていたとしても、
「絶対にこれを手に入れる」という決意にまで至れていない事が多い。

ここで言う決意とは何か。
望む状況を得るための努力は困難を伴うものだが、
そのあらゆる困難を乗り越える覚悟を持つことである。

その覚悟がなければ、
数ある選択肢の中から、
より楽なもの、より快楽を得られるものを基準として、
選んでしまうのだ。

例えば
・勉強をするのか、ネットサーフィンをするのか
・営業中に、あと一件顧客訪問をするのか、喫茶店で時間を潰すのか
・後少し本を読むのか、寝てしまうのか
・運動をするのか、カロリーが高いものを食べてしまうのか
・トレーニング中に、あと五回腕立て伏せをするのか、あと一回で止めておくのか


様々な選択肢がせめぎ合う中で、
「絶対に到達する」という決意が伴った目標がなければ、「楽をしたい」という欲求が常に勝ち続けることとなる。
「何となくこうなったらいいな」というレベルでは、
常に目先の強い感情に流され続けてしまう。

常に目標に近づく選択肢を取り続けるためには、
強烈な感情の誘惑に振り回されないだけの
ぶれない決意も必要なのである。

そこそこの喜びを取るか、
目標達成したあとの極上の喜びを取るか。
普段から流されやすい自身を見つめながら、
微修正を繰り返し、
極上の喜びを得るための行動を意識的に取っていけば、
必ず一歩ずつ進んで行くことができる。