目標達成の努力において、どのような気持ちで取り組んでいるかがパフォーマンスを大きく左右する

目標達成に向けて努力をする際、
どのような気持ちで取り組むと高いパフォーマンスを発揮できるだろうか。
 
以下のように、
大きく分けて二通りの取り組み方がある。
 
■目標達成を決意し、
その実現に心を躍らせながら今の努力を行う。
 
■同じく目標達成への強い決意はあるが、
目標と今とのギャップに焦りや不安、強いプレッシャーを感じ、
ある種イライラした感情で努力をしている。
 
仕事においても、受験においても、
楽しんで努力をしている人の方が成果を出し、悲壮感を漂わせながら人一倍の努力をしている人が結果を出せない場合を多く見てきた。
 
焦りや不安が強すぎると、
判断力や冷静な思考力、集中力、記憶力を低下させ、
脳の働きを弱めてしまうのだ。
 
またその状態から、
さらに失敗やミスが増加する。
さらに、余裕のない状態から、
他の人の応援を受けづらい状態となり、
悪循環が生まれ、
目標達成に至らないか、
達成したとしても満足感が生まれないという事態になる。
 
それでは、
ワクワクしながら目標達成の努力を行うためには、
どうしたらよいだろうか。
 
やはり、
どんなときも、
心躍るような目標達成の瞬間を描き、
達成した瞬間に得られる感情を今先取りして味わうように、意図的にコントロールする習慣を持つことである。
 
私たちは苦しむために努力をするわけではない。
心躍る目標を定め、
その達成のために努力をするのである。
 
たとえ今がどんな状況であっても、
改善する手段が全く見えなくても、
最終的に目指したいゴールを常に常に鮮明に描き、
そこに浸る時間を持つことで、
ワクワクした気持ちで今の努力を行うことができるようになるのだ。
 
焦りそうになった時ほど、
焦ることで得られるものは何もないことを思い出し、
最高のパフォーマンスを発揮するための脳の状態へ
切り替える自分なりの手法を持っておこう。