目標に向けて自分をコントロールしている人を見ると、
強い自制心があるように見える。
どうしたらそのような強い自制心が持てるのか、
成果を出している人に聞いてみたことがあったが、
その方も目先の欲求に振り回されることが多かったという。
目標に向かって進んでいきたい、
という自分と
目先の衝動的な欲求に従いたい、
という自分が常に戦っているような状態であったが、
客観的に自分を見つめる習慣を持つようになってから、
少しづつ自分をコントロールするコツが分かっていったようである。
自分を客観的に見つめると
こういう時にこういう反応をする
こうしたら、こういう変化がある
という脳の仕組みのようなものが見えてくる。
その仕組みをさらに深く理解しようと努めると、
その仕組みを活かしたアクションが取れるようになる。
こういった振り返りの習慣を持つには、
やはり日々の日記が役に立つだろう。
自分という人間の仕組みを理解することで、
他人についても理解が深まり、
コミュニケーション能力の向上にもつながる。
具体的な手法は種々存在するが、
自分を実験台にして自分の反応を知れば知るほど、
コントロール力は高まっていくという認識は忘れないようにしたい。