片づけコンサルタントで知られる近藤麻理恵さんが、
片づけにおけるコツを以下のように話されていた。
・ゴールを描けていない状態で、
いきなり片付けに着手しても中途半端で終わる。
・まずは、自分がどうすごしたいのか、
理想の暮らし、理想の時間のすごし方をイメージする。
これを明確に描ければ、
片付け後に再度散らかってしまうリバウンドを防げる。
・ゴールのイメージが明確、具体的であるほど
より早くゴールに到着できる。
また、途中であきらめてしまうリスクも減る。
上記で述べられた片付けを成功させるコツは、
目標達成のプロセスと共通していることに気づく。
「そこそこきれいになればいい」、
とか、
「いい大人なのに、人からみっともないと思われる」
という発想から片づけをはじめると、
それは苦痛な作業となる。
そして重い腰を上げ、
最低限の片づけを終えるが、
時間が経つとまた日常の暮らしに引っ張られて、
散らかり始めるのだ。
対して、
自分にとっての理想をイメージする時間をとり、
それに近づくため、
実現するために片付けを行うという順番で行うと、
単調であった片付けという行為が、
理想の実現のために行う(ぜひとも行いたい)
意義のある行為へと変わる。
片付けという身近な行為を通して
この思考と、
行動(片付け)を習慣として行うことで、
目標達成の思考と行動の基礎が体験として刷り込まれ、
他の目標も達成しやすくなる。
仕事も含め「行動」は手段である。
自分にとっての理想の人生を描き、
その為に行動するという思考が、
毎日を充実させてくれるのだ。