目標達成について重要なのは、
その目標は人から与えられたものか?
それとも自分で設定したものか?
のどちらであるか、という点だ。
人から与えられた目標の場合、
その目標が果たして本当の成果をもたらすものかを考える事無く、
無条件で受け入れている事がある。
その場合、
どうすれば達成出来るか?
をひたすらに考えても、
そもそもの目標設定が誤っていれば、
誤った方向へ加速していくだけである。
そのため、
いかに目標を達成すべきか、
を考える前に
何を達成すべきか?
を徹底的に考えなければならない。
人から与えられた目標ではなく、
自分で設定し、
その達成基準を明確にし、
自分で自分を振り返り、評価出来るものでなければならない。
それは、
自分の中に正しい基準を持つ行為ともいえる。
そうでないと人の評価を気にして、
上司や顧客の顔色をうかがい、
あっちへ行ったりこっちへ行ったりする事になる。
出来れば自分本位の目標ではなく、
他者にどれだけ大きな価値をもたらすか?
といったテーマで何を目標とすべきか
考えられるとよい。
定めた目標が成果をもたらすものであって、
初めて「どのようにして達成するか?」という問いが適切に機能するようになる。