価値が対価を上回って初めて、購買の意志決定がなされる

物を売るときには、
どのような価値を
誰に(どの層に)
どのように他と差別化しながら、
対価を頂くかを考えていく必要がある。

顧客は物を買っているのではなく、
その物を使って得られる価値を買っている。

だからこそ、
顧客がどのような欲求を持っているか、
その欲求を満たすためにこの商品はどのように貢献できるかを考え抜いていく必要がある。

自身の欲求を満たしてくれる価値の大きさが、
自身が支払う対価より大きいと感じられれば、
そこで初めて物を買うという選択が行われる。

だからこそ、
その商品その物の価値を向上させる努力が必要となる。

その欲求は、
人により異なり、
年代別、性別にある程度の傾向が見られる。
どの層をターゲットとしているのか、
セグメンテーションを明確にしていく事で、
製品のコンセプトが更に明確となる。

更に、
数ある商品の中から、
自身の商品を買ってもらうためには、
競合の商品よりもより顧客の欲求を満たすための、
工夫が必要である。 
それは顧客の欲求を理解し、
ターゲットを絞れていれば、
自ずと価値の高め方、伝え方が見えてくる。

これらの基本的な事を
それぞれ高いレベルで実現出来きて初めて、
対価をいただくことができるようになる。