上達が早い人と、遅い人の取り組み方の違いとは

先日、著名な音楽家にお話を伺う機会があったが、上達が早い方と、なかなか上達しない方の練習方法は以下のような違いが見受けられるという。 上達する方は、全体をまんべんなく演奏するのではなく、理想の演奏と現状の演奏を比較し、出来ていない点、改善す…

大義名分ではなく、本音の目標を最優先する

経営者の方に話を伺うと、社会貢献や、人類の発展など、壮大な目的のもとに仕事に取り組んでいらっしゃる。 しかし、そのような方でも、創業した当時は、○○の車に乗りたい、などと極めて個人的かつ俗的な目的を、モチベーションの源泉としていたようだ。 壮…

一度立てた目標は、今の本音に沿って更新し続けることが重要

一度定めた夢や目標は変わってもよい。活き活きと目標を達成し続けている方を見ると、その時の状況に合わせて目標を修正し続けている。 安易な妥協をする、という意味ではなくより自分の本音に即した目標に更新し続けるといった視点で、当初の目標を変え続け…

自身の価値を高め選ばせる存在となる

商品やサービスを売るときに大切なのは、その商品が持つ価値を最大限に高める事である。 その商品に価値がなければ、商品を売るために価格を下げるしか方法はなくなる。 もしその商品に価値があるのなら、価格が高くても選ばれる確率が上がってくる。 これは…

同じ日々の繰り返しから脱するための習慣とは?

現状をよりよくしたいと願いながらも、気づくと毎日同じ行動を繰り返している場合がある。 同じ思考、行動を繰り返していては、そこから生まれる行動も同じものとなるのは当然である。 毎日同じことの繰り返しから脱するためには、日々の行動から最大限のこ…

目標の動機の違いが、成果を大きく左右する

大きな成果を常に出し続けている方に話を聞いたところ、 成果を出すために大切なことは、 その努力を楽しむことだという。努力をしている方には、 二通りの方がいる。一方は、 苦行のような顔をして、 辛いと思いながら 強く自分を律して努力をしている方で…

成果を出し続けている人は、自分が実現したいゴールを「言語化」している

成果を上げ続けている方に話を聞くと、必ずといっていいほど、自分が到達したいゴールを最初に頭に描いている。 その描き方には大きく分けて二つある。 一つは映像としてイメージすること。金メダリストのように理想の状況やその状況を生み出す自分の行動を…

自分を見つめる時間を持つことで、他者との差別化が生まれる

今までお話を聞いた成果をだしている経営者の方は、、ほぼ例外なく、一日の中で自分を見つめる時間を持っている。 その日はどうだったのか、明日はどうすべきなのかを考える時間を持っているのである。 この作業を、他の方が「そこまでやるのか」と思うほど…

自分の弱みを直視する勇気をもてれば、強くなる方法が見いだせる

自分が理想とする人をベンチマークとすることは重要だが、自分とはレベルのかけ離れた相手の戦略をそのまま真似しても、そのまま適用できない場合が多い。 自分の現状を見据え、その段階にふさわしい思考、戦略をとらなければ、他者ほど成果を上げることはで…

目標が高ければ高いほど、多くの気づきが得られるようになる

同じ仕事をしていても、人によって気づき、改善の質、量に大きな開きがある。 ある方は次々と質の高い気づき、改善を行うが、別のある方は一向に気づきが浮かばない。 次々と改善を行う方は、何故そんなに質の高い発想が生み出せるのか周囲が驚くほどである…

同じくらいの努力をしていても、数年後に大きな差が生まれる理由

同じぐらいの努力をしているように見えるが、 数年後に明らかに差が生まれているケースを 何度も見てきた。 それぞれに話を伺って分かったことがある。 今一つ成果を生み出していない方は、 確かに一生懸命努力を行っているが、 肉体的に体を動かすという努…

目標達成の動機がネガティブであれば達成出来ない

いつも高いレベルで物事を成し遂げている方は、実現までのプロセスを非常に楽しそうに努力している。 反対に実現まで至れない方は、苦痛に満ちた顔で努力をしていることが多い。 高いレベルで目標を実現するためには、意欲的な気持ちで、楽しんで取り組んで…

成果を出し続けるためには、どれだけ種を蒔く行動を取りつづけるかにかかっている

身の回りには成果を出し続けている人と、一過性で終わってしまう人がいる。 なぜ成果を出し続けられるのか伺ったところ、自身の行動を以下二つに分けて意識して行動しているという。■超短期的に成果を出すための行動。■望む未来を得るための、種を蒔くための…

目先の目標の先に続く目標を定めると達成確率が上がる。

目標を次々と達成している方に話を伺うと、目先の目標に加えて、さらにその先に続く目標を持っていることに改めて気づいた。 反対に目標達成に苦戦している方は、目先の目標しか持っていない。 例えば受験で言うならば、目先の目標として「とにかく大学に受…

目先の事に着手する前に、まず全体像を描くことに時間を割く方が高い成果が得られる。

ハーバードを優秀な成績で卒業された方に話を聞いたが、学習が早い方はまず全体像を把握することを重視するという。 いきなり細部から手を着けるのではなく、最初に全体像を眺めて、どこに力を入れるべきか、どのような構成になっているかを頭に入れ、その上…

今の行動が最善の未来につながっているか

私が会ったより大きな成果を上げている人が必ず言っていたのは、「どれだけ徹底的に準備したかにより、成果の大きさが決まる」という事である。 大きな商談を成功させた方は、初めにどんな言葉ではじめるか、どういうストーリーで進めていくか、相手がこうい…

目標に対してどんな心で取り組んでいるかが、成果に大きく影響する

精一杯の努力をしているが、 思うような成果が上がらない方から相談を受けることが多い。 様々な理由があるのだが、 その中でも多いのが、 「義務感で取り組んでいる」場合が多いことである。 「やらなければいけない」と切迫した気持ちで 義務感から一生懸…

高い目標と低い目標の違いから生まれる日々の行動の差

身の回りにいる圧倒的な成果を出している人に、話を聞くと、他の人は持っていないレベルの、大きなビジョンを持っている。 本音から達成したいと思える、出来る限り高い理想を掲げることは、何故重要なのだろうか。 それは高い目標を掲げる事で、その瞬間に…

「自分は何故それをやるのか?」を突き詰める事が、目標達成の最短の途となる

立てた目標を次々と実現していく方に、コツを聞いてみたところ、「何故、それを実現したいのかといった理由を、徹底的に考えている」ということを仰られた。 人はいくら社会的に意義のある美しい目標を掲げたとしても、自分にとって意味を感じられなければ、…

日々、無意識で生きていると望む成果は出せない

日常生活の中で行っている無意識の行動が、自分にとってどのような結果をもたらしているか今一度振り返ってみる事は重要である。 今一つ望む成果が出ていないのであれば、その無意識の行動の中に、成果を阻む思考、行動がある事になる。 望む成果を出すため…

日々マイナスの感情をリセットする事で最高のパフォーマンスが発揮出来る

成果を出すためには、自分の心の状態を平常心に保っておく必要がある。 様々な出来事から自分の心がかき乱された状態で、成果を出そうとすると、思うようなパフォーマンスを発揮出来ない。 多くの心配事を抱えた状態や、怒りを抱いている状態で、心が満たさ…

本気を出すことよりも大切なこと

「本気で努力している」、「全身全霊の努力をしている」という方にお会いするが、時として先の未来図が無い状態で、本気を出している事そのものに満足している場合があるため、注意が必要である。 大切なのは未来を先読みして、実現したいことを未来に設定す…

あきらめなければ負けはない、という言葉に逃げてはいないか

レジリエンスという言葉がある。折れない心、あきらめない心といった意味合いだが、この言葉にも注意が必要である。 あきらめなければ失敗はない、という言葉はその通りだが、得てして結果を出さなくても良い言い訳に使われてしまうことがある。 結果には必…

「何がしたいか?」をいきなり考えても全てが中途半端となる理由

自分の人生を充実させようとしてDoingつまり何をしたいかについて、いきなり考えようとしても、あれもしたい、これもしたいととりとめもないアイディアが浮かび、それをすべて実行しようとしても全てにおいて中途半端となる。 まず考えるべくは、Beingつまり…

自責思考の人はどんな環境でも成果が出せる

成果を出す全ての元となるのは、当然だが自分自身である。 周囲の環境に関わらず、自責の思考を持って改善出来る人は成果を出し続けることが出来、他責の思考で成果が出ないことを他者のせいにしてしまえば、たちどころに成果は出なくなる。 だからこそ、日…

現状の行動を取り続けたとき、理想の未来が待っているか想像してみよう

現状の行動ををそのまま続けた場合、どのような未来が待っているだろうか。 自分が描く理想の未来と、現状の行動をそのまま続けた場合の未来を比較したとき、ギャップが生まれる場合は、そのギャップを埋めるための行動を今から取っていかなくてはならない事…

成果を出す人が必ず実践している、○○を読む力

孫正義氏は、大事なのは「常に10年先、20年先のこと、できれば30年先のことを考えて手を打つ」ことだと述べている。 孫氏は誰も予測出来ないような先を読む力に長けており、数々の打ち手を実行し続けてきた。 身の回りの成果を出している方もやはり先を読み…

いつまでも計画を練り続け、行動に移せない場合はどうしたらよいか

ゴールにたどり着く為に、必要な手段を考えるとき、あれもこれもと考え過ぎてしまうと、結局何も手が着けられないという経験がある方も多いだろう。 ある程度手段を考え出したら、次は行動に移らなくてはならない。 それなのに、行動に移すのは労力もかかり…

目標を達成したときに自身が得られるであろう感情に目を向けてみる

自分が立てた目標を達成したときに どんな感情が得られるか想像してみよう。 嬉しいなどといったプラスの感情が湧かない場合は、 要注意である。 その目標が課せられたノルマであったり、 義務感でたてたものであれば、 達成して嬉しいという思いは湧かず、 …

pdcaが回せないときは、cから始めてみる

日々の振り返りの重要性は、多くの経営者が実践していることからも分かるが、それだけpdcaのcが重要である事が分かる。 まず計画が浮かばない方は、現状の確認、認識から始めると良いだろう。 すると様々な問題点が浮かび上がってくる。上手く回っていない点…