2018-01-01から1年間の記事一覧

応急処置ではなく、本質的な対処を行う

ベストセラーのビジネス書「ゴール」では、ボトルネックという言葉が出てくる。 生産性の低下という結果に対して、手当たり次第に対処策を講じるのではなく、まずは根本的な原因を掴み、そこを改善するという取り組みである。(どんなにビンに水が入っていた…

自分の行動は「種を蒔く行為」か、「収穫する行為」か

自分が行っている行動は、種を蒔く行為か、収穫する行為かを意識してみたい。 収穫するには、当然その前に種を蒔いていなければならない。 種を蒔くことを惜しんで、収穫ばかりを望んでいれば、やがて収穫する物がなくなって貧困に陥る。 反対に種を蒔き続け…

差別化とは、より高い価値を提供すること

勝ち残っていくためには「差別化」が必要という表現をよく使うが、差別化の意味を表面的に捉えてしまうと、方向性を見誤ることになる。 他者に勝つことばかりに目がいくようになると、顧客により高い価値を与えるにはどうしたらよいか、という視点から目が離…

自身の即物的衝動に従わない習慣を持つ

人間はもともと、楽をしたいという性質を持っている。また、・退屈なことはしたくない、・快楽を得たいという欲求もあり、その欲求に素直に従い続けると、出来るだけ負荷のかからない、即物的に快楽や興奮をもたらしてくれる物を、求め続ける様になる。 現代…

自分にしか出来ない価値を提供するために、梵事徹底を大切にする

二度と無い自分の人生において、最大限の価値を生み出す存在になる為には、自身の長所に目を向けてそこを徹底的に伸ばしていくことが求められる。 全ての短所を平均点にまで引き上げたりせず、また、世間が求めるスキルをむやみに追いかけず、自身を見つめて…

自分の思考、行動パターンを見つけることが、成果への確度を上げる

自分の成果を出しやすいパターンと、失敗するパターンを把握する事で、自身のパフォーマンスを意図的に高める事が出来るようになる。 それには、毎日の自分を振り返り、うまくいったこととうまくいかなかったことを、一つでも良いから書き留める事である。 …

理想の未来を得るためには、自分に対する適切な質問が必要

安定して望む結果を出したいときは、 望む結果を得るための質問を自分に投げかけてみるとよい。 一日の計画を立てるときには ・今日何を成し遂げたら最高の一日といえるか 本を読むときには、 ・この本を読み終わったとき、どんな状態となったら最高といえる…

成功した人の話を鵜呑みにすると成果は出ない

自分が目標に到達する確度を上げるために大切なのは、既にその目標を達成している人の話を聞くことである。 自分1人では想像出来なかった思考や行動に、多くの気づきを得られる。 ただし、何かアドバイスをもらったとしても、それを公式のように暗記しても…

目標を持たない者は、他人の判断基準で生きるようになる

自分で目標を設定する重要な意味の一つとして、自分で意志決定の基準を持てる事が挙げられる。 例えばファッションにおいて、人々を感動させる一流のファッションデザイナーになることを目標とした場合、何が人々の心をうつファッションで、何がそうでないか…

お金だけを目標にしても、本気になれない理由

大きな額のお金を稼ぎたいとき、金額だけを目標にかかげても本気になれないのは何故だろうか。 それはその金額を稼ぐ事が、自分の理想の未来とつながっていないからである。 単なる金額そのものには何の未来のイメージも伴わない。「何故生活するのに必要最…

大きな成果ばかりを求め、意欲が持続できない人へ

目標に向けて意欲が減少している場合は、 小さな成功を大きな成功へつなげる習慣を持つとよい。 いくらワクワクする目標であっても、 大きな結果を出すことだけに目を向けると、 日々の小さな成功に気づかなくなり、 日々進捗していない自分に対して、 次第…

『十分な準備を行ってから行動した方がよい場合』と、『小さな一歩を細かく繰り返した方がよい場合』を意識して使い分けているか

起業をしたり、新しいビジネスを始めるときは、 十分な準備がなければ、 すぐに行き詰まるようになる。 その準備を十分に行えば、 準備しなかった先行者をいずれ追い抜くことができる。 しかしながら、 その準備段階においては、 小さな一歩を細かく繰り返す…

最高の未来を得るために今の時間を使う事こそが、最も充実した時間となる

「今日が楽しく充実していればよい」という考えから、 明日のことを一切考えない方がいる。 このような短期的な利益を得たいがあまり、 今日だけにしか焦点を当てていない場合は注意が必要である。 短期的な視点しかなければ、 ごく限られた利益しか得ること…

1.01の法則を意識して、良い習慣の再現性を持たせる

意識して日々わずかでも前に進んでいる人と、何も意識していない人とでは、数年経つとかなりの差が生まれている事に驚く。 これは1.01の法則でも有名だが、現在の自分を1として、毎日1.01だけ成長する事を心がけると、1年後には37倍に成長している、という計…

利益と貢献を両立させる事こそ目指すべき目標

人は自分が満たされていないと、人のために何かをしようとはなかなか思えないものだ。 だからこそ、年収を○○万円にする、と言うような自分自身が満たされること、幸せになることを目標にしてもよい。 しかし忘れてはならないのは、報酬を得られるのは、人に…

最高のパフォーマンスを発揮するために必要なこと

羽生選手はインタビューで、「ジャンプする直前に、頭の中でジャンプをしている自分を想像し、身体の状態や軌道を明確にイメージしている」と言う。後はそのイメージに身体を乗せていくように飛ぶとのことだ。 最高のパフォーマンスを発揮するためには、まず…

目標達成している人は手帳をどのように捉えているか

目標を次々と達成している人に話を聞くと、目標達成のための行動を起こす仕組みを持っていることに気づいた。 仕組みといっても難しいものではない。 目標と現状のギャップを埋めるための行動を考え、何日の何時にそれをやるか決め、あらかじめ手帳に予定と…

現状維持から抜け出す方法

自身が本当に望む未来像を描きながらも、日々現状維持を繰り返している人がいる。 これは、目標に近づく行動を取るか、目標から遠ざかる行動を取るかの二択において、目標から遠ざかる意志決定を行ってしまうことによる。 今現在の姿は、今まで行ってきた意…

「この人のためなら何でもやれる」と言われるリーダーの特徴とは

チームの業績を上げるためには、ただ単にメンバーのスキルアップを促したり、正しいやり方を示したりするだけでは目覚ましい成果はあげられない。 成果は個々人のやる気に大きく左右されるからである。そのため、リーダーは個々のやる気を高めるようなコミュ…

セルフイメージが低いと、正しいやり方が分かっても実行出来ない。

目標が明確になって、何をやるか正しい手段も分かって、後は実行するだけ、という段階で実行しない方がいる。 話を聞くと、本音の部分ではその目標に対して、達成出来るとは思っていない、という意見が多い。 「どうせやってもうまくいかないだろう」「自分…

スモールステップを歩む事こそが、結局は最短距離となる

大きな志を持っていても、毎日そこへ向けて近づいていないと感じると次第に意欲は減少していく。 大きな目標はそれを掲げるだけでカンフル剤のような効果を発揮し、一時的に意欲は上がるがそのままでは継続は難しい。 大切なのは、限りなく小さな目標に細分…

好かれる人を目指すのではなく、尊敬される人を目指す

リーダーとして成果を出している人に話を聞くと、好かれるのではなく、敬われる存在となる事に視点をおいているという。 周囲にも「好かれたい」という思いを持っている人は多いが、その思いがあるとリーダーとして行き詰まる事になる。好かれたいあまり、以…

どのようにして達成するか?よりも、何を達成するか?の問いが重要

目標達成について重要なのは、その目標は人から与えられたものか?それとも自分で設定したものか?のどちらであるか、という点だ。 人から与えられた目標の場合、その目標が果たして本当の成果をもたらすものかを考える事無く、無条件で受け入れている事があ…

目標を「通過点」としてとらえる人は、高いレベルでその目標を達成できる。

目標を必ず達成する人に話を聞くと、 ほぼ例外なく「その目標を達成した後に、 自分は何をしたいのか」までを考えている。 起業して成功している人は、 起業そのものを目標としておらず、 起業して何を成し遂げたいのか、 を考えている。 同じく、 理想とす…

ノウハウコレクターで終わらないためには、「〇〇できる人になる」事に焦点を当ててみる

正しいやり方を知っていても、 それを適切に継続して実践できなければ成果は出ない。 ノウハウを学習することに熱心な方が(それはそれで素晴らしい事なのだが)、 今一つ成果が出ていないとすれば、 正しいノウハウさえ知れば成果は出ると思っているところ…

自分は何故、何のために働くのか?

優れた企業には必ず理念、ミッションを掲げているが、高い成果を上げている個人もそうである。 自分は何故、何のために働くのか? この問いを常に自分に問いかけ続けており、自分の成長とともに必要に応じて修正し続けている。 仕事の種類や、役職、収入にこ…

目標に対してやる気が停滞してきたときは、自分に〇〇を問いかける

目標達成の意欲が停滞している時、 一番問いかけるべきは 「自分は何のためにそれを達成したいのか」であろう。 どんな目標も、 動機が小さければ達成は困難となる。 世間が求める「成功」の定義を目標に置き換えても、 自身の動機が弱ければやる気が継続で…

日々の小さな成功を分析し、それをさらなる成功へつなげる事が大きな成果を生み出す。

起きた問題について振り返ることは大切だが、 さらには予想していなかった成功を振り返ることもまた有効である。 その成功分析し、さらに広げていくと、 さらなる成長を遂げられることが多い。 問題を改善することばかりではなく、 成功したものをさらに推し…

失敗をその日のうちにリセットする事で、パフォーマンスは飛躍的に高まる

以前、成果を出している経営者は、ほぼ例外なく日記を書いていると述べたが、更に話を聞くと、 その効用の一つとして、1日をリセット出来ることにあるようだ。 その日にあった失敗や未達の目標について、何も振り返らなければ、マイナスな感情をそのまま明…

手段にとらわれると、長きに渡り成長出来ない

自分は何をしたいか、何が出来るか?に集中するあまり、自分自身の在り方に目を向けることをおろそかにすると、長きにわたり成長する事は出来ない 何が出来るかを追求すると、自分が生み出す技術、サービス、製品にだけ目を向けその価値を高めようとする。こ…